[055]
日本社会党(社会民主党) 楢崎弥之助
いまの問題に関連いたしまして、請求権問題の中で、合意議事録で、2の(h)の中で、「大韓民国による日本漁船のだ捕から生じたすべての請求権」を放棄しておるわけですが、ここにいう大韓民国による拿捕というその時期を明示してもらいます。
(「関連がない」と呼ぶ者あり)
いまの大韓民国の成立と関係があります。
[056]
農林大臣 坂田英一
拿捕の時期でございますか。
[057]
日本社会党(社会民主党) 楢崎弥之助
私がお伺いをいたしておりますのは、ここに大韓民国による日本漁船の拿捕に対する請求権のことが触れてあるのです。この大韓民国による拿捕、それが始まったのはいつからかと言っているのです。つまり、「大韓民国による」と書いてありますから、いつからの拿捕かと言っておるのです。「大韓民国」とここに書いてあります。大韓民国の拿捕がいつからかということを聞いておる。
[058]
農林大臣 坂田英一
それは李ラインの問題からです。それから始まっておるわけであります。
[059]
日本社会党(社会民主党) 楢崎弥之助
そうすると、李ラインが設定されたのは1952年1月18日ですが、そうですか。それ以降の拿捕漁船に関して請求権を放棄したわけですか。
[060]
農林大臣 坂田英一
水産庁長官から答弁いたさせます。
[061]
政府委員(水産庁長官) 丹羽雅次郎
韓国の独立宣言の23年以来を対象に考えております。
[062]
日本社会党(社会民主党) 楢崎弥之助
聞こえませんでした。もう一ぺん。
[063]
政府委員(水産庁長官) 丹羽雅次郎
韓国ができましてからの、23年からを考えております。
(「何月何日だ」と呼ぶ者あり)
韓国の独立の日は別といたしまして、23年の独立からを対象にいたしております。
[064]
日本社会党(社会民主党) 楢崎弥之助
明確ではありません。1948年何月何日からですか。はっきり言ってください。
[065]
政府委員(水産庁長官) 丹羽雅次郎
独立宣言を8月15日と理解いたしております。
[066]
日本社会党(社会民主党) 楢崎弥之助
関連ですから、これだけでやめます。いずれ私は漁業協定のときにこの問題は質問いたしますけれども、確認をいたしますが、それでは、1948年8月15日以降の請求権をこれで放棄したと、あなたはいま答弁をされました。拿捕漁船は1947年から起こっております。その問題は留保をいたしておきます。